その症状、もしかしたら解離性障害?!(2of3) <障害の種類>

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(前回の記事・・・「解離性障害について」

解離性障害は、その症状によっていくつかの種類に分けられます。ここでは、それぞれの特徴とどんな症状が出てくるのかを見ていきましょう。

 

<離人症性障害>

自分の意識が自分から離れ、遠ざかっていると感じます。自分がまるで夢の中にいるかのように感じ、現実の出来事でも現実感を全く感じられなくなります。自分自身の身体もまるで自分のものではないように感じます。

離人感や現実感の消失は、日常的に誰にでも起こりうることです。例えば、何か一つのことに集中しているときは、周囲の呼びかけが全く聞こえなくなることがあります。こういった状況はよくあることですが、これが長時間続いたり、慢性化し、頻繁に起こるようになると、生活に支障をきたすようになります。治療が必要な状態に陥ると、「離人性障害」とみなされます。

 

<解離性健忘>

これは、一般常識や社会常識などの記憶はあるが、個人的な記憶だけが抜け落ちて、思い出せない状態をいいます。心や体に大きな傷を負うような体験や強烈なストレスにより、そのことに関する記憶だけを失うことが多いです。しかし稀に、ドラマの様に、自分の名前も経歴も何もかも全てを忘れて思い出せない場合があります。そして、過去の自分のすべてを忘れ、全く別の場所で全く別の人間として生活を始めているところを発見される、というようなケースもあります。これを「解離性とん走」と呼び、解離性健忘の一種とされています。

 

<解離性同一性障害>

解離性同一性障害は、いわゆる「多重人格」として知られています。多重人格は、1人の人間の中に2人以上のはっきりと区別ができる人格が存在します。そして、状況に応じて、人格が入れ替わるため、記憶の抜け落ちが目立ちます。頻繁な人格交代により、日常生活に支障をきたす場合もあります。

 

<解離性トランス障害>

解離性トランス障害は解離性昏迷や憑依障害とも呼ばれています。何かにとりつかれたようになり、自分の意識が一時的に失われてしまう状態です。例えば、イタコなどもこれに当たると考えられています。しかし、その地域や国、その社会の文化に適応しているのであれば、解離性トランス障害は治療の対象とはみなされないことが多いです。

また、人格交代がうまくいかず、「誰でもない」状態も解離性トランスの状態だといえます。人格交代の際、主人格が抵抗することにより、人格交代に失敗した場合に起こるようです。身体の自由を奪われ、動けなくなり、倒れてしまう人もいます。

 

<ガンザー症候群>

簡単な質問に対し、正しい答えを知っていると推測できる場合でも、曖昧な答えや前後の文脈とは関係のない的外れな答えを返してしまう症候群です。ガンザー症候群は精神的・身体的な自由を長時間奪われるストレスから発症すると考えられています。拘置所や刑務所のような閉鎖的な環境にいる人に多く発症が見られるようです。

 

<その他の種類>

その他、特定不能の解離性障害には、離人症を伴わない現実感の喪失や、洗脳されたことで解離性障害を起こした場合、身体は何の問題もないのに起こる意識の消失や昏迷、昏睡状態などが含まれます。

 

(次は、「解離性障害の治療法」に続く・・・)

 

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自宅アロマサロンを起業してから5年目に入りました。アロマトリートメントだけでなく、手軽に毎日の生活にアロマを取り入れる方法を講座形式でお伝えしています。今では、アロマ関係だけでなく、心理セラピストや英会話講師としても活動できるようになりました。 関わる全ての人に今よりも更に良い人生を楽しんでいただきたいと思っています。心と身体の健康についてや、楽しい毎日をつくる心の在り方などをお伝えしていきます。起業して成功している方のご紹介もどんどんしていきますのでお楽しみに~!

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